音程

まじめに考えています
最近正しい音程とはどういう事なのか?良く考えます。
音程だけでなく、自分の音が周りとどうブレンドされているか? という事も思う事が多いです。

ここで言う「音程」とは正確には「音高(ピッチ)」と言った方が正しい表現かもしれません。「あの人音程いいよね〜」または「あの人ピッチいいよね」のように、「音程」(ある音からの距離)と「ピッチ」(その音の高さ)は同義で使われてるようです。


とまあ、括弧の使い過ぎて読みづらく、固い出だしですが・・・(苦笑)。


僕の言いたい事は「良い耳を持ちたい」という事なんですけどね(笑)。どうしたらもっと良い耳が持てるのか? 自分の耳は良くなるのか?

正しい音程とは「チューナーに合わせた音=ある一定の高さに矯正された音」、弦楽器の場合ピアノも含めて、調弦(調律)しますよね。他の楽器はピアノなど弦楽器の調律に合わせて演奏する事が多いです。それゆえに、僕の演奏しているサックスやフルートは音程のズレなど厳しく追求される事もあります(ああ、辛い・・・)。

そのズレは良いズレなのか?
悪いズレなのか?

審査委員は誰なんだ?

未だに謎だらけです・・・。


さて、他の人と合わせてない場合、例えばバッハなどマイナーの曲を一人で演奏していると面白い事が起ります。特に無伴奏曲の場合、このド(トニック)で解決する時は、この音程だと気持ちよくない?(あ、語尾は上げてくださいw) と曲に導かれて「この音程で吹きたい!!うぬぬぬぬぅー!!!」と感じる時があるんです。

なんというか、それはチューナーではなく。解決した時の解放に向かうチカラがその直前(ドミナント)にありまして、

そこからのー、


ぃぃぃぇぇぇええええすすす!! 


なのか?


YES!! 


なのか? 


むぅーん。。。いぇぇぇぇぇーい! 


なのか?

それによってピッチが違う気がするんです。

チューナーの示す数値ではなく「ここー!!ここです!!」と曲が僕に位置を教えてくれるような、そんな感覚です(きっとチューナーで合わせるとズレがあると思います)。

「ここー!!」にあたる「心地よい位置」に耳を使って補正する事は、残念ながらピアノではできないですよね。その点はサックスの醍醐味であると同時に、「ん?その位置で合ってんの?」「そこセンスいいのー?」と 、音楽耳の実力が問われる所でもあり悩ましいです。

「バーン」ってホーンセクションで吹いたとき、バンドと共演している時、ピアノとのDUOの時、歌の方とハーモニーを奏でるとき、悲しいときー、、、

「お!シュウと言う人の音いいねー!」ってプレーヤーになりたいです。

嗚呼、音楽の神様〜♪

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